2021POG候補リスト紹介②
チューリップ賞も終わり、気の早い方々には来シーズンのPOGが見えてくる時期になってまいりました。調子はいかがですか。
僕は今年のPOGも微妙な結果で終わりそうです。理由は簡単。未知数な個人馬主と海外種牡馬を選びすぎなんですね。
ということでまた未知数な馬を見つけて来ました。どうぞご覧ください。
アブソリュートレディの2018(牝馬 父:Le Havre 母父:Galileo 厩舎:国枝栄 馬主:社台RH)
生涯無敗の仏オークス馬、ラクレソニアの全妹です。なんで日本に来たんだ…
吉田照哉さんがラクレソニアともども買い取って産駒を日本で走らせるようです。
実は2017産も同配合の馬が馬主吉田千津名義で登録されています(サニーシェルブール)。2019年産は父ディープになっています。こちらも注目。
国枝師の談ではクラシックの一つは狙えるそう。こういう馬はデビュー戦に躓かなければなんとかなりそうな気はしています。
ドリーフォンテインの2018(牝馬 父ディープインパクト 母父:Fastnet Rock 厩舎:音無英孝 馬主:G1レーシング)
母ドリーフォンテインはオーストラリアのG1ホース。産駒としては2番仔で上にスピルバーグとの仔がいますが特に出走情報はありません。不安ですね。
ただこの時期に4F28.4終い13.7を叩き出しているので順調ではないでしょうか。適距離は1200-1800ぐらいかな。
エスメラルディーナの2018(牡馬 父:ドゥラメンテ 母父:ハーランズホリデー 厩舎:杉山晴紀 馬主:シルクレーシング)
まあ割と知名度あります。ドゥラメンテ産駒ですし、母は関東オークス勝馬なので母父ハーランズホリデーはInto mischiefだったりシャンハイボビーだったりを出していて、社台グループが繁殖牝馬を買い漁って期待をかけています。その中でも母がダートとはいえ日本で結果を出した、その子供なので日本馬場への適性もあるのではないかとは踏んでいます。ただドゥラメンテがダート馬を出す感じではないので、芝適性がどうなるかですね。ステイヤータイプではあるのかなと思っています。
今回はこんなところです。また次の機会にお会いしましょう。
気が早い2021年POGリスト公開①
どうもこんにちは。まだホープフルステークスすら終わっていないのですが、そろそろ再来年のPOGに取り掛かっております。
なぜかって?そりゃ
ミッキーアイル産駒
が走るからですね。
ディープインパクトの中でもマイル以下に特化し、母系もステラマドリッドの血を引く超良血で、ディープの溢れるスピードを活かした良い産駒が早めから活躍できると踏んでいます。
今回はミッキーアイル産駒から何頭か取り上げていきたいと思います。
エンシェントヒルの2018(牡 美浦:戸田博文厩舎 馬主:キャロットF)
母エンシェントヒルの産駒にはコルコバード(父ステイゴールド)、リカビトス(父ディープブリランテ)がいます。
SS系の種牡馬を付けていると好走していますが、何分体質が弱いことがネックですね。そこをクリアすることができれば、リカビトスといいコルコバードといい勝ち上がりのパフォーマンスはよいものがあります。
現在体重は500キロを超え、まだ大きくなる可能性があるとのことで、短距離向けの馬体へ仕上がってきているという所感があります。目標は桜花賞ですかね。
ミスティックリップスの2018(牝 馬名:ミスティックアイル)
馬名が決まっていますがまだ厩舎は決まっていません。セレクトセール1歳セクションに上場されていたそうです。
母はドイツオークス馬で、ミスティックグロウ、チュウワノキセキの下に当たる血統です。特にチュウワノキセキはキンシャサノキセキ産駒で芝2000mの新馬戦を勝つ離れ業を成し遂げているので母系の力は計り知れないものがあります。
こちらも体質に疑問符がつきますが、クリアしてくれるとコンスタントに勝てる血統であると考えています。
ミッキーポーチの2018(牡)
まあもうここまで来ると名前ですよね。
野田みづきさんが馬主になるという情報もありますし…
サンデーサイレンスの3×4を始め走る馬のクロスは多いですが、なにぶん
母父ハービンジャーの中央勝ち馬は1頭もいません(母数は少ないですが)。
まあこの辺はミッキーゆかりの血統ですのでロマン枠としてあげておきます。音無厩舎に入るようであれば本気度が伺えますね。
今日はこのへんで。また次からは別の父の産駒も見ていきたいですが、馬主厩舎もまだ決まっていないことが多いのでもう少し後になるかなぁというところですね。