おうまさんブログ

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2020POG候補リスト紹介④

連日更新でアタマに書くこともなくなってきていますが、よければお付き合いください。

今回は一度趣向を変え、個人馬主で厩舎の決まっている馬を3頭ほど取り上げます。

 

ハートフルデイズの2017(牝,父:ハービンジャー 馬名:インテリジェンス)美浦:菊沢隆徳厩舎,生産:ノーザンF,馬主:近藤英子

母ハートフルデイズは中央1勝馬。しかし注目すべきは母の血統で、母母はグローリアスデイズ、母母母グレースアドマイヤ。各近親馬にフサイチコンコルドアンライバルドリンカーン、ヴィクトリーとG1ホースが並ぶほか、この牝系からはアドミラブル、アンブロワーズ、ジェラシーなども出ている超のつく名牝系です。父ハービンジャーに母父キングカメハメハの成功例は、ブラストワンピースとモズカッチャンですが、本馬は母方にサンデーの血を持っているのでブラストワンピースに近い血統と言えるでしょう。無事に育てば樫の戴冠も十二分に見える逸材です。

 

グローリアスデイズの2017(牝,父:エピファネイア 馬名:ピエルフ)美浦:奥村武厩舎,生産:ノーザンF,馬主:近藤英子

この流れでこの馬を紹介するのは少し気が引けましたがついでに。

先述したとおり牝系にG1ホースがずらりと並んでいます。グローリアスデイズで言えばフェアリーS勝ち馬のジェラシーを産んでいるので産駒にも更に期待が持て、新種牡馬エピファネイアとの配合は前述したハートフルデイズの2017とは違ってダートにも活躍の場所があると推測でき、より堅実な稼ぎを期待できます。長めの距離から使われることになるでしょう。

 

メデタイメデタイの2017(牡,父:ローエングリン 馬名:エース)栗東:斉藤崇史厩舎,生産:沼田照秋,馬主:石川達絵

 

いきなり父ローエングリン、非社台系を持ち出してきて何だこいつと思うかもしれないが、少しだけ待ってほしい。

母も6戦未勝利馬である。しかし、繁殖に変わると園田で12戦7勝のタイシャ(父ルールオブロー)、中央3勝で牝馬ながら朝日杯にも挑戦したビーカーリー(父アドマイヤマックス)を産んでいる。タイシャ以外はダート使いが効かず芝である程度実績があるので、ローエングリンに父が変わる本馬は大いに期待できるはずである。

でも良血馬に比べるとランク落ちは激しいので、縛りドラフトなどで一考していただきたくも思います。